さて、11月29日から12月2日まではお華立て作業がありました。
毎年、檀家さんや近くのお寺さまがお手伝いに来て下さいます。
お華は池坊の立華の型に則って立てられます。
まず、花瓶(かひん)に藁をぎゅうぎゅうにつめて、
木(ぼく)という木の骨組みを立てます。
このときに花瓶の底を抜かないように注意です。
続いて木に松の枝を打ち付けていきます。
どの部分にどの形の松の枝をつけるか、悩みどころです。
それから手前にモミをつけて、
南天やツルウメ、ネコヤナギといった枝ものをつけていきます。
最後に大菊や小菊、百合などの色花を入れて完成です。
最後に御内陣に上げるときが最大の山場。
ここで倒してしまうと今までの努力が水の泡です。
今年も四日がかりで無事にお立華が上がりました。