南無阿弥陀仏
本年も報恩講の時期がやってまいりました。
10月頃より浄土真宗のあちこちのお寺で報恩講が勤められ、11月の21日から28日までは、
京都のご本山仏光寺さまにてご正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう)が勤められます。
聖人が亡くなられて本年は754年目です。
この長い間、欠かすことなく勤められてきた報恩講という行事に驚きをかくせませんが、
ご先祖方が苦しい生活の中でお念仏の教えによって心が救われ、
生きるエネルギーを頂いて来られた感動がなせた事でしょう。
当寺では報恩講にむけて、延べ100人以上の方々のご奉仕で内外を清め、
お仏華、お供えを用意し、お内陣をお荘厳して、お経や雅楽に包まれて、
お浄土の相(すがた)を心に感じて頂きたいと準備を進めています。
一年の総決算ともいうべき報恩講にぜひご参詣下さい。
合 掌
平成27年 11月初旬
首城山 威徳寺 住職 源川法城拝